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セグメント

部分、区分。区別、階層。

【使用例】

『顧客の購買実績データを年収別にセグメントしておいてください。』

マーケティング分野では消費者をある属性で分けた購買層集団を、IT分野では大きなプログラムやデータを分割・管理する単位を、企業会計分野では部門別・地域別の管理単位を、それぞれ指す。

セグメントとは、(分割された)部分や区分、あるいは、区別、階層という意味です。ビジネス用語としては、分野によって、それぞれ違った意味合いで使用されています。

マーケティング分野では、市場分析において、消費者をある基準・属性で分類した購買層グループをセグメントといい、そのグループ分けの作業をセグメンテーションといいます。
例えば、消費者を年齢や性別、職業、住所、年収、未婚・既婚などで分け、市場で共通の価値判断、ニーズを持ち、購買行動が似通った顧客層などの条件で、抽出・分類=セグメンテーションします。そしてそのセグメントごとに販売戦略を立てます。このあるセグメントを対象に販売戦略を立てることをターゲティングといいます。

IT分野では、大きなプログラムやデータを分割・管理する単位や、LANなど、大きなネットワークの構成単位の小さなネットワーク・まとまりなどをセグメントといいます。

企業会計の分野では、会計情報などを開示する際、企業の売上高や経常損益などの財務状況を、事業の種類別・部門別、地域別・所在地別、あるいは海外売上高などに分類したものをセグメント情報と呼んでいます。投資家やアナリストが当該企業の財務状況を分析する際に必要な情報です。

携帯電話やカーナビなどに送信するデジタルテレビ放送をワンセグといいますが、このワン・セグの「セグ」はセグメントのことです。
地上デジタル放送では、ひとつのチャンネルの周波数帯域が13のセグメントに分けられ、そのうち12セグメントが一般のデジタルテレビ放送に用いられていますが、残り1セグメント分は、モバイル端末むけのテレビ放送に使用されています。ですから、「ワン・セグメント放送」を略して、「ワン・セグ」と称しているのですね。

セグメントという言葉は、自動車のモデル分類も使われています。主にヨーロッパで用いられているようで、彼の地では、セグメントをそのまま自動車のクラス分けに使っているメーカーもあるということですよ。