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オリエン(オリエンテーション)

あることについての方向づけ。新人指導のための説明会。

【使用例】
『来週、新規案件についてのオリエンが行われます。』

方向性という意味。おおむね、新人や新入生に対する事前の集団教育や説明会のことを指すが、ビジネスでは最初の業務指示、新規の仕事内容の説明の会議などに用いる。考え方や方針の統一を主眼にしている。

オリエン(オリエンテーションの略語)とは、あることについての方向づけ、方向性という意味です。

ビジネス的には概ね、次のふたつに大別されるでしょうか。

ひとつは新入社員を新たな環境に順応させるための事前の集団教育や説明会のことです。
配属前に組織の仕組みやルール、会社の方針、仕事の概要、就業規則などを説明し、企業によっては、エチケットやマナーの教育も行います。新入社員に社会人としての仕事への取り組み方や振舞いを教え、その組織の一員として相応しい方向を示し、一体感を作り上げることを目的としています。

また、作業の最初の指示や新しく始める業務内容の説明もオリエンと呼ぶことがあります。

学校が新入学生に対して行う説明もオリエンテーションといいますね。新入生が早く新しい学生生活に適応できるように、校則や授業内容、履修のルール、あるいは課外活動や行事など、学校生活全般について入学時に説明を行うものです。

ふたつめは、仕事の発注側が受注側に、仕事の概要について説明する会議のことで、これをオリエンと称します。広告業界でいえば、広告主が広告会社に、商品の説明や予算・スケジュールの提示、宣伝における基本的なスタンスなどを説明します。

「オリエンテーション」によく似た言葉で「オリエンテーリング」がありますが、このふたつは別のものですので、混同しないように注意してください。

オリエンテーリングとは、地図と磁石を用いてゴールを目指す競技です。地図上に示されたポイント地点を方位磁石を使って発見・通過し、ゴールするまでの所要時間を競うスポーツです。発祥は19世紀のスウェーデンで、軍隊の雪中訓練のひとつだったようです。

このオリエンテーリング、新入社員の「オリエンテーション」で、科目のひとつとして採用している企業もあります。軍隊の訓練に取り入れられるぐらいですからもともとは、激しいスポーツですが、「オリエンテーション」で行われるのは、レクリエーション的要素も含んだ和やかなものです。それでも新入社員の判断力や推理力・記憶力・決断力を見ることができますし、一体感の醸成にも役立ちますから、「オリエンテーション」向きの競技かもしれませんね。