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フィジビリティスタディ(フィジビリ・F/S)

実行可能性調査、採算性調査、事業化可能性調査。

【使用例】
『今度の事業について、まずはフィジビリをしてみましょう。』

事業のマクロ環境、市場調査、競合状況、投資対効果、収支シミュレーションなどを調査する。政策や公共事業の実現可能性や妥当性を評価する場合、事業の方向性の確認や実験的にやってみることにも用いる場合がある。

フィジビリティスタディとは、プロジェクトの実行可能性・実現可能性を事前に、多角的に調査・検討することを指します。
実行可能性調査、事業化可能性調査、事業化採算性分析、投資調査、費用対便益調査などとも呼ばれ、フィジビリもしくはF/Sと略記されることもあります。

民間企業が新規事業やプロジェクトに参入する際のフィジビリティスタディでは、その業界やプロジェクトによっても異なりますが、市場調査や採算分析、技術的な実現性、競合状況、経営資源分析、資金調達、システム面での実現可能性などが主たる検討事項となります。
他にも投資効果や知的財産権調査、自然環境、社会状況、また政治状況、法的規制などさまざまな側面から、その実現可能性を検証します。
海外事業における、フィジビリティスタディとしては、相手国の経済・財務状態や法制度、政情などのカントリーリスクやインフラ、商習慣、文化、宗教等が検討対象となります。

フィジビリティスタディは、事業参入の意思決定をする前段階として行われますが、その結果は、金融機関から資金調達する際の審査などに重大な判断資料ともされます。
フィジビリティスタディの期間は、そのプロジェクトの種類や規模にもよりますが、概ね数週間から数カ月、時には数年にわたる場合もあります。

政策実現や公共事業のフィジビリティスタディは、その実現可能性や妥当性を検討する際、技術的な実現可能性や環境調査に加えて、その事業の社会的・政治的影響の評価も重要となります。

マーケティングのひとつの方法として、試験的に行ってみる、試作品を試してみる、ことをフィジビリティスタディと称する場合もあるようです。

我々の日常生活のなかでのフィジビリティスタディといえば、子供の受験がありますね。
成功指標(志望校)を定めたら、その実現(合格)可能性を検討します。
投資効果(学習にかけた費用に対する成績の向上)、競合状況(合格倍率)などを十分に精査したら、後は「サクラサク」に向かってまっしぐら。
でも経営資源(わが子の能力)はあまり過大に見積もらない方が無難なようです。