アグリー(アグリーメント)

同意、支持、賛同、合意。承諾すること。

【使用例】
『その提案については、わたしとしてはアグリ―ですが、もう少し賛同者を増やしたいですね。』

アグリーメント(合意、協定、契約)の意である。賛意、同意を示す言葉として使われる。

アグリー(Agree)はアグリーメント(同意・支持・賛同・合意・承諾または契約・協定の意味)の省略形です。
ビジネス的にはこの省略形が、誰かの意見や方針などに同意・支持・賛同を表明するときに用いられています。

会議の席で、「賛成です」「反対です」と直戴に日本語で言うよりも「アグリ―です」「アグリ―しかねます(ディスアグリーです)」とカタカナ語にしてから賛否を示した方が角が立たず、丸く収まるのかもしれません。

省略形ではない本来的な意味でのアグリーメントのビジネス的な用語としては、主に通信サービスの分野で使用される用語で、サービス提供者と利用者との間で締ぶ、提供サービスのレベルに関する合意を指すサービスレベルアグリーメント(SLA)や、M&A等の際、機密情報が第三者に漏れないよう、買売当事者が互いに締結する秘密保持(守秘義務)契約書を意味するコンフィデンシャルアグリーメントなどがあります。

醜い・見苦しいを意味するアグリー(Ugly)という英単語がありますが、会議でアグリー:agree(賛同)を得たいあまりに、強引に自分の意見を主張したり、必要以上に自説に固執したりするような行為は、アグリー:Ugly(見苦しい)ですから避けたいものです。

また農業・農耕を意味するアグリカルチャー(agriculture)という英単語もありますが、肝心な場面でアグリー(賛同)を得るためには、アグリー(見苦しい)な態度よりも、やはり日頃からそのために種をまき、耕し、肥料を与え、出来るだけ多くの自分の味方を育てておく、アグリ=agri(農業)的方法の方が効果的なようですね。