バイラル・マーケティング

バイラルマーケティングとは、ある商品やサービスについて、消費者に口コミで宣伝してもらい、低コストで顧客の獲得したり、利用者を広げること狙ったマーケティング手法のことです。
SNSやブログ、ツイッターなど、主にインターネットを介した「口コミ」が利用されています。オンラインショッピングサイトなどの「友達に○○する」機能などもその一例です。

バイラル(Viral)とは、もともと「ウイルス(性)の」という形容詞で、それが「感染していく」「伝播していく」と意味で使われています。
人から人に商品情報が伝わっていく様子を、感染によりウィルスが短時間で増殖していくさまに例えたものです。

バイラル・マーケティングの成功例としてはHotmail(ホットメール)の例が有名で、一年半で1200万人のユーザーを獲得したといわれています。

バイラルマーケティングは、低コストで効率のよい商品宣伝が可能な一方で、企業が口コミの広がり具合を制御できないため、不確定要素も多く、効果的な宣伝にならない恐れもあります。
また、影響力のある有名人が自らのブログなどで、宣伝であることを隠して、商品を紹介 するといった手法には、消費者を欺く行為であるという指摘もあります。