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株価収益率(PER)

株価収益率(Price Earnings Ratio=PER。以下PER)とは、1株当たりの純利益に対する株価の倍率を示したもので、会社の収益力を判断するための指標であり、株価の比較など、最も一般的な投資尺度として用いられています。

PERの計算方法は次の通りです。
PER= 株価 ÷ 1株当たり当期純利益 もしくは 時価総額 ÷ 当期純利益。
*1株当たりの純利益は、会社の純利益 ÷ 発行済株式数、で求められます。
*時価総額は、株価 × 発行済株式数、で求められます。

1株あたり純利益が分母で株価が分子ですから、純利益が増えたり、株価が下がったりするとPERが下がり、純利益が減ったり、株価が上がったりするとPERが上がります。
一般的に、PERが低いほど、その会社の株価は割安であるといえます。

株価1000円で、1株あたりの純利益が50円ならば、PERは20倍ということになります。
PERは、利益のうち、株主に分配した配当分だけでなく、配当以外の分も含めた利益全体と株価を比較するので、この1株あたり純利益50円、株価1000円、PER20倍の状態で株式投資をした場合、20年で投資元本を回収できると考えます。

PERの倍率は、だいたい14~20倍ぐらいが適正とされていますが、業界によって平均倍率が異なります。業界により、成長性や安定性、国際的な影響などに違いがあるからです。
例えば、成長力に期待ができるIT関連銘柄などは、概ねPERが高い傾向にあります。
PERは同業他社と比較することが大切ということですね。ちなみに日経平均でのPERの平均値はおよそ14~16倍といったところです。