椅子の座り方

椅子の座り方は、左側から入り、左側から出る

椅子の座り方は、「左側から入り、左側から出る」のが基本です。
昔、西洋の人々は自分の身を守るために剣を左の腰に差していました。
椅子に座るときに、右側から入ると剣が邪魔になるため、「左側から入り、左側から出る」ようになったのが由来です。

また、座る際に、背もたれにもたれかからずに、握りこぶし1つ分空け(浅く腰掛ける)背筋を伸ばして座ると、美しく見えます。

男性は足を広げすぎると横柄に見えるため、注意します(握りこぶし2つ分ぐらいがちょうどよい)。ひざの上で手を軽く握ります。

女性はひざ、つま先、かかとをつけ、ひざの上に軽く手を重ねます。

離席する際は、椅子を元の位置に戻すのを忘れないようにしましょう。


執筆者:野村 奈央
(イメージコンサル、企業研修講師etc)