※サザエさん症候群とは日曜日の夜に次の日からの仕事を思い、体調不良や憂鬱感に襲われる症状の俗称。世界的にはブルーマンデーと呼ばれる。
①日常生活のリズムを崩さず、ルーティンを大切に
土日や休日は、朝寝坊したり食事の時間が不規則になりがちです。
リラックスするのは大切ですが、なるべく平日の生活リズムを崩さないよう心がけましょう。
また、日常生活を送る上でのルーティンを一つずつ大切にこなしましょう。
そうする事により、1週間を通して生活のリズムが出来ると心身共に健康になり、出勤日の前日もルーティンをこなす事で普段通りの精神状態で過ごせます。
②思考より行動を
会社に行きたくないと思うのは自然な感情でも有ります。
「行くのが嫌だと考えてばかりいても仕方ない」と気付く事が大切です。
出勤日の前日や出勤日の朝、憂鬱になった時はまず考えるのをやめ、行動しましょう。
朝、布団の中で「行きたくない」という思いが頭から離れない時、いつもは時間ギリギリまで用意せずダラダラしてしまっても、とにかく考えは置いておき、行く支度を優先して家を出ましょう。
早めに会社近くに着き、喫茶店にいると段々と諦めがついてきます。
普段、無意識に選択している思考や行動に気付く事も大切です。
③目先の月曜日よりその先を
日曜日の夜はとにかく月曜日の事ばかり頭に浮かんでしまいます。
そのような時には月曜日の先に有ることを考えましょう。
「水曜日は会議で発表する番だったな。その為には火曜日から準備が必要だ」「木曜日は同僚と夕食に行く約束していた」など、1週間の予定を振り返る事で月曜日を乗り越えられそうな気持ちになる事が出来ます。
④月曜日に楽しみを与える
月曜日に自分で楽しみを与えます。
「明日は節約せずランチで好きなものを食べよう」「明日は会社に行けたご褒美に観たい映画を借りて帰ろう」「明日は一番気に入っているシャツを着て行こう」「気になる○○さんに会えるな~」など楽しみを与える事で自分自身を鼓舞します。
⑤ネガティヴな自分を許すこと
「ポジティブでなければならない」「前向きになるべきだ」と自分で自分を追い詰めない事が大切です。
月曜日は50%の力で乗り切れればいい、と気持ちを楽に持ち、そのような自分を許してあげましょう。