バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧かつ一般的な説明を、自分だけに当てはまるように感じてしまう心理現象です。
アメリカの心理学者・ポール・ミールが、興行師バーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉にちなんで名づけました。
フォアラー効果とも呼ばれています。
「血液型が×型だから性格は○○」「普段はおとなしいけど好きなことには積極的」等々、だれでも一度はいわれたことがありますよね。
バーナム効果を利用すると、相手から自分のよき理解者だ、と思われ、信用を得られやすいと言われています。
相矛盾した表現や前向きな言い方をすることがコツです。
まさに占い師やカウンセラー、コンサルタントなどの飯のタネですね。
ビジネスの分野においてももちろんバーナム効果は用いられています。
「お腹の脂肪、どうします」「お肌が気になるお年頃」等々、太りすぎや肌の悩みは一般的ですからね。