ザイオンス効果

ザイオンス効果とは、その人や物に何度も繰り返し接することにより、好感度や評価が高まっていくという効果です。

1968年に、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが提唱しました。単純接触効果とも呼ばれています。

広告にはザイオンス効果がよく用いられています。
テレビCMなどは、ある期間に集中して流すことによって、その商品や企業の認知度を高め、消費者に親しみを感じさせることができ、それが購買行動に繋がっていくのです。

営業活動でも、雑談程度の用事であっても取引先にしょっちゅう顔を出している営業マンの方が好感を持たれ、信頼関係も築けているでしょうから、いざというときの大きな商談に繋がりやすいといえます。
近年は、ツイッターやフェイスブックなどを用いて自社の宣伝を行なったり、リターゲティング広告を利用したり、ネットでのザイオンス効果を狙ったビジネス活動も盛んです。