「出勤時間=始業時間?」「出勤時間に何らかの事情で間に合わない時」など、【出勤・退勤】に関するビジネスマナー

Q1『「出勤時間」=「始業時間」、「退勤時間」=「終業時間」である。』正誤は?

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Answer:×

「始業時間」は業務を開始する時間です。仕事の準備をする、段取りを整えるなどの時間も取り、余裕を持って出勤しましょう。「終業時間」も仕事の片付けや明日の準備などきちんと済ませ、周りの状況にも気を配り問題なければ退勤します。

Q2『出勤時間に何らかの事情で間に合わない時は、わかった時点で必ず連絡を入れる。』正誤は?

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Answer:

時間に余裕を持って出勤しますが、交通機関の事故などで遅れてしまうこともあります。その場合は、間に合わないことが分かった時点で連絡を入れます。普段から、遅刻の連絡は誰に入れるか、また別の出勤ルートを確認しておくようにしましょう。

Q3『退勤時間になっても上司や先輩より先に帰ることはしてはいけない。』正誤は?

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先に帰っていけないということはありませんが、帰る前に仕事内容の報告を済ませ、「何かお手伝いすることはありますか?」と聞く心遣いもしましょう。帰ってよいと言われたら「お先に失礼します。」ときちんと挨拶をして帰ります。

Q4『出勤は遅くても最低①分前にはする。周りに挨拶をして仕事の準備に取りかかる。退勤は自分の仕事の進捗状況などを報告し、明日の仕事の段取りを終えたら②退社する。』①・②に入る適切な言葉の組み合わせは?

  • ①10・②周りを手伝うか確認後なければ
  • ①10・②速やかに
  • ①30・②速やかに
  • ①30・②周りを手伝うか確認後なければ
正解!不正解
Answer:①10・②周りを手伝うか確認後なければ

出勤は、仕事を始めるという心構えや段取りをする時間、事故や渋滞など不測の事態に備えるためにも遅くても10分前にはデスク(現場など)につくようにします。退勤時間のタイミングは掴みにくいものですが、上司や先輩に確認を取る、自分でやるべき仕事の段取りを済ませる、さらには周りのお手伝いをするなど気配り上手になりましょう。また上司が不在の時は、必要に応じてメモを残すなど報告しておきます。

Q5『出勤、退勤マナーで不適切なのは?』

  • 出社したら挨拶をしてコミュニケーションを取る
  • 自分のデスク周りだけではなく、共有の場の職場環境も整える
  • 仕事が終わらないが定時に帰りたいときは「今日は用事がありますので帰らせていただきます」と断ってから退社する
  • 退社時は「お疲れ様でした」より「お先に失礼します」という挨拶が好ましい
正解!不正解
Answer:仕事が終わらないが定時に帰りたいときは「今日は用事がありますので帰らせていただきます」と断ってから退社する

終業時間に仕事が終わらないけれど定時に帰りたい場合は、「今日は用事がありますので帰らせていただきます」のように挨拶しますが、プラス「まだ仕事が残っていますが、明朝早く出社し間に合わせます」など前向きな気持ちも伝えるとよいです。出退勤のマナーはあくまでも職場で気持ちよく仕事を進めるための基本ですから、コミュニケーションの潤滑油として心がけ、より良い仕事ができるようにしましょう。