アサイン

割り当てること、あてがうこと、任命する、指定する。

【使用例】
『新規プロジェクトの立ち上げメンバーにアサインされた。』

コンピューター業界や旅行業界でよく使われる言葉である。例えばコンピューターの特定のキーに特定の機能を対応させている場合も「F7キーにプリンター機能をアサインしている」などと用いる。

アサインという英単語は、いろいろな意味があるのですが、ビジネスの分野では、割り当てる、あてがう、任命する、指定する、といった意味で用いられます。 ある仕事を割り当てる、プロジェクトのメンバーに任命する、どこかに配属する、などに使用されます。

IT業界や旅行業界でよく使われる言葉です。
IT業界では、あるプロジェクトに技術者を割り当てること、あるいはコンピューターの特定のキー(概ねファンクションキー)に特定の機能(プリンター機能やコピー機能、ア プリケーションの起動等)を対応させている場合もアサインといいます。
旅行業界では、ある添乗業務に添乗員を割り当てること、またホテルの部屋や列車等の座席(シートアサイン)を割り振ることをアサインと称しているようです。

アサインは、名詞形ではアサインメントとなりますが、アサインメントには、「宿題」という意味もあります。残業しても仕事が終わらず、自宅に持ち帰り「宿題」とすることも 、ある種のアサインメントかもしれません。

会社生活においては、理不尽な謝罪役や嫌な取引き先、気難しい相手の接待役などの損な役回りや、花見の場所取りや宴会の幹事役などの面倒な仕事を引き受ける人間が必ず必要となってきます。
そのような不本意な仕事を「アサイン」されたときでも、不貞腐れたりせず、まじめにしっかりとその業務に取り組んでいれば、その人物の評価は上がるものです。見ている人は、そういうところを必ずきちんと見ていますから。