ツァイガルニック効果

ツァイガルニック効果とは、人は達成した事柄よりも、未達成の事や中断している事のほうをよりよく記憶し、興味を持つ、という現象で、心理学者のブルーマ・ツァイガルニックによって示された考え方です。

ツァイガルニック効果は、メディアの戦略によく応用される手法です。
漫画やドラマなどはストーリーが盛り上がったところで終了し、次回につなげていますし、映画の宣伝も面白そうな場面をダイジェストで紹介して、興味を高めていますよね。
また、テレビ番組でよく使われる、「続きはCMのあとで!」もお馴染みの手法です。

通販番組で、効能や値段など購買意欲をそそる概要だけを紹介をしておいて、詳細については、「詳しくはお電話で」と、番号を表示し、電話を掛けることを促すのも、この効果を狙ってのものです。