フレーミング効果

フレーミング効果とは、同じ情報でも提示の仕方や表現の方法が変わることによって、受け取る側の印象も変わる効果のことです。

広告のコピーや営業トークにおいてよく使用される手法でもありますよね。

「1か月、900円の節電」「1年で約11000円の節電」両方とも同じことを言っているのですが、「1年で約11000円の節電」の方がお得感が強いですよね。家電製品によく使われる言い換えです。
一カ月分3000円の青汁を「一日分わずか100円」というのも、お馴染みのコピーです。また、出費やコストを費用や投資と表現するのも、この効果に期待してのことです。

ポジティブな言い換えが主ですが、ネガティブな情報提示の例としては天気予報が挙げられます。
天気予報は「晴天確率」ではなく、あくまで「降水確率」です。これは、天気予報を観る人は、雨が降るかどうか気にしている人が多いからだそうです。