ウィンザー効果

ウィンザー効果とは、当事者から直接言われるよりも第三者から間接的に伝えられたほうが、信憑性・信頼性が増す、という心理効果です。

ロマノネスのミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」に登場するウィンザー夫人の「第三者のほめ言葉はどんなときでも一番効き目があるのよ」というセリフにちなんで名づけられました。

「あの店のパンはおいしいよ」と友人からすすめられると、ちょっと試してみたくなります。
このように、商品の宣伝はお客さんにしてもらう方が大きな影響力を持つのです。
企業も、チラシやパンフレット、自社サイトなどに「お客様の声」や「体験談」と称する、第三者の満足度を伝える情報を載せて、宣伝をしていますよね。

ネットでも、口コミやレビューといった第三者からの評価という体裁をとった宣伝手法は定番です。
飲食店や宿泊施設、通販のサイト、例えば食べログやアマゾンといったところがその典型でしょうか。