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コアコンピタンス

コアコンピタンス(核となる能力=Core competence)とは、企業が競合他社に対して優位にある事業分野や他社にはない技術、ノウハウ、企業力、製品開発力等、その企業が持っている競争優位要因・競争能力のことです。

G・ハメルとC・K・プラハラードによって提唱された概念で、「顧客に特定の利益を提供するスキルや技術・ノウハウ」と説明されています。
競争優位性の元となるため、マーケティング戦略においては、他社との差別化を図るための重要な要素とされます。

コア・コンピタンスは、ブランド力、技術開発力、独自技術、物流ネットワーク、生産方式、販売ネットワーク、などさまざまですが、実際に自社の強みに焦点を当てて、マーケティングを展開する手法はよく見られます。

また、ひとつの製品だけというのにとどまらず、複数の商品や市場に展開できることもコア・コンピタンスの要件となります。
具体的なコア・コンピタンスの代表例としては、ホンダのエンジン技術やソニーの小型化技術、シャープのディスプレイ技術、フェデラル・エクスプレスの物流管理システム、トヨタのかんばん方式などがよく挙げられます。

限られた経営資源を有効活用し、他社との競争を優位に運ぶためには、効果的にコアコンピタンスに絞り込んだ事業戦略が必要ですが、既存のコアコンピタンスも、市場や経済環境の変化とともに優位性を失うこともあるので、継続的な新規投資やコア・コンピタンスの見直しなどもかかせません。