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イニシャルコスト

初期費用、初期投資。

【使用例】
『新規事業のためのイニシャルコストを計上する。』

新規事業などを始める際、機械・設備の導入費や技術開発費、運搬費用、工事代、設置費など、稼働までに必要となる費用。コンピューターやシステムを新規導入する際に必要となる経費にもよく用いる。

イニシャルコストとは、初期費用、初期経費、初期投資のことです。
新規事業を始めるときなどにかかる技術開発費や機械や設備の購入費、その輸送費用、工事・設置費用、またシステムの導入費など、その事業やプロジェクト、工場が稼働するまでの費用や投資がこれに当たります。

建物の建設事業や、コンピューターやシステムの新規導入など情報システム分野への投資に用いられることが多いようです。
建設事業においては、設計費用や資材・建築費等、建物竣工までに必要な費用のことを指します。

事業の稼働後にかかる維持・管理費はランニングコストといいます。
建物でいうと竣工後の維持・管理費用がランニングコストです。
情報システム分野では、その導入・開発費用(イニシャルコスト)もさることながら、システム完成後の維持・運用費用(ランニングコスト)が大きくなることもしばしばです。
新規の事業が初期費用倒れになる、また予想以上のランニングコストに押し潰されそうなる、といった話はよくありますが、情報システム分野の投資に限らず、イニシャルコストは、そのランニングコストまで勘案したうえで、トータルに考えることが肝要ですね。

我々の生活でいうと、自動車の購入の場合、税金を含むその購入費用がイニシャルコスト、駐車場代や燃料代、車検費用、消耗品費などがランニングコストになります。
マンション購入の場合は、やはり諸経費込の購入費用がイニシャルコスト、管理費や修繕積立費、駐車場代などがランニングコストと考えられます。

結婚は、結婚式の費用や新居や家財の用意など、多額のイニシャルコスト(初期費用)がかかるものですが、結婚に関する皮肉な言葉で、「結婚とは、すなわち、希望に満ちて初期費用を払い、しかる後に絶望のなかで維持費を払い続けるものである」という至言?があります。
派手な結婚式を挙げ、ローンで新居を購入、新婚旅行は豪華な海外旅行に行き、しかし、帰国直後に成田離婚。よく聞く話ではありますが、この場合、背負ってしまった莫大なイニシャルコストのローンを悲しむべきか、絶望にまみれて維持費を払い続けなくてもよくなったことを喜ぶべきか、まあ、どっちにしてもやはり悲劇なのでしょうか。。

多額の初期費用をかけ、鳴り物入りで始められた大型プロジェクト。大きな期待とともにスタートしたものの、結局準備だけで業務稼働前に頓挫。成田離婚とよく似ています。