公定歩合
公定歩合とは、中央銀行が民間の金融機関に対して貸出しを行う際に適用される基準金利のことです。 「公定歩合」は2006年8月から「基準割引率および基準貸付利率」に名称変更されましたが、本稿では「公定歩合」と称することとしま…
公定歩合とは、中央銀行が民間の金融機関に対して貸出しを行う際に適用される基準金利のことです。 「公定歩合」は2006年8月から「基準割引率および基準貸付利率」に名称変更されましたが、本稿では「公定歩合」と称することとしま…
公衆送信権とは、著作者がその著作物を、様々なメディアを通して不特定多数の公衆に向けて送信・伝達する権利、著作物を広める権利のことです。著作権のひとつで、著作権法第23条において、規定されています。 この著作物を送信・伝達…
サンクコストとは、ある事業や経済行為に投入した資本(資金や労力等)のうち、その事業や経済行為が中止・縮小あるいは撤退したとしても、回収できない費用のことです。 埋没費用ともいいます。 環境問題や投資効果など、何らかの理由…
3Cとは、Customer=市場・顧客、Competitor=競合、Company=自社の三つの言葉の頭文字をとったものです。 企業が、市場環境の変化を分析し、経営戦略を立てる際に利用する枠組みで、3C分析とは、これら現…
360度評価とは、上司や部下・同僚・他部署等、多方面からいろいろな角度での視点を通して、対象者を評価・観察する手法です。 複数の人間により評価が行われるため、客観的で公正な評価が期待されます。上司から部下まで、さまざまな…
最適在庫とは、最も適正な在庫の状態を定量的に示したものです。 在庫量はなるべく少なくして管理することが理想であり、過剰在庫が禁物であることはいうまでもありません。 過剰な在庫は、商品の品質劣化・廃却損、在庫資産の固定化・…
サプライ・チェーン・マネジメント( Supply chain management、略称SCM=供給連鎖管理)とは、複数の企業を横断する形で、資材調達から生産・在庫・販売・物流と、原料供給業者から最終消費者に届くまでの業…
経済学におけるJカーブ効果とは、為替レートが変動したとき、貿易収支にその効果が現れるまで短期的には、想定とは逆の現象が起こることです。 為替が円安になると、輸出価格が低下し、それに伴い、日本からの輸出が増え貿易黒字が大き…
人は、将来に消費・入手することよりも、現在入手できる同じ程度のものを消費・入手することを好むという仮説を時間選好説といい、現在消費することの効用(満足度)と将来消費することの効用(満足度)の比率を時間選好率といいます。 …
時間的非整合性とは、将来的にみて最も利益になると思われる計画を策定しているのに、短期的な利益のために、長期利益のための計画と相反する行動をとってしまい、整合的でなくなる状態のことです。時間的不整合ともいいます。 長期的な…
資産効果とは、資産価格の上昇により、消費や投資が促進されることです。 個人や企業が保有する不動産や株式などの資産価格が上昇すると、冨が増えたことにより、消費が促されます。そしてその消費がさらなる投資を生み出すことで、経済…
シャワー効果とは、デパートなどの商業施設で、上階の施設を充実させたり、最上階に催事場を設け、さまざまなイベントを催したりして、集客し、上から下への客の流れを作り、「ついで買い」を狙って、店舗全体の売り上げ増加を図る販売方…
事業ドメインとは、企業が事業を展開していく領域、提供する製品やサービスが対象としている市場のことで、自動車や家電、食品、衣料などの物理的な製品を顧客に販売する物理的定義と、輸送による移動手段や荷物の配達、エンターテイメン…
シナリオ・プランニングとは、将来起こりえる環境の変化を、シナリオという形で複数、描き出し、それに対するそれぞれの戦略代替案を検討する手法です。 未来の出来事を想定することで、不確実性に対応する意思決定能力を養うことができ…
時価総額とは、ある上場企業の価値、もしくは株式市場全体の市場規模を、その時点での株価によって表したものです。 時価総額の計算方法は次の通りです。 時価総額(個別銘柄)= 発行済み株式数 × 株価 時価総額(市場全体)= …
自己資本利益率=Retrun on Equity=ROE。以下ROE)とは、自己資本に対する当期純利益の割合で、企業の収益力を測る指標のひとつです。 ROEの計算式は次の通りです。 ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 …
資本金とは、出資者が企業に拠出した金額です。2006年に施行された新会社法により、会社の種類は大きく、株式会社と持分会社に分けられましたが、本稿では、主に株式会社の資本金について解説します(持分会社においては、合同会社以…
商標とは、事業者が自社の商品やサービスを、他社のものと区別するために使用する識別のための標識です。 具体的には、文字や記号、図、もしくはこれらを組み合わせたもので、それが企業、あるいは商品・サービスのマークやネーミングと…
SWOT分析とは、企業の経営戦略の策定に用いられる、分析手法のひとつです。 SWOTは、Strength=強み・Weakness=弱み・Opportunity=機会・Threat=脅威のそれぞれ頭文字をとったもので、これ…
ストックオプションとは、一定期間内にあらかじめ決められた価格(権利行使価格)で自社株式を購入できる権利のことで、一般に自社の役員や従業員に対して与えられます。 ストックオプションを付与された者は、タイミングを見て、権利を…